刺し子糸の紹介 「ぐりグら」
実際に購入した糸の個人的な感想をまとめた刺し子糸紹介のページ
今回は「ぐりグら」さんの糸です。
「ぐりグら」のブランドを展開しているのは丸糸株式会社さん。2023年4月頃に「ぐりグら」公式インスタグラムのアカウントも初投稿され、新着糸などがご紹介されています。
本記事の下部にて、他メーカーとの糸の太さ比較などもしているので、ぜひご覧ください。
どんな刺し子糸が売っているの?
ぐりグらさんは、細糸と太糸という2つの太さの規格があり、それぞれに単色糸と段染め糸が販売されています。
個人的な感覚としては、 細糸 20/3~4 太糸20/6~8 相当ではないかと思います。
一目刺しなど、細かい刺し子をするときはやっぱり細糸ですね
細糸の人気定番シリーズ
甘味色シリーズ 全12色
単色シリーズ 全25色 2024年現在
細糸の単色シリーズです。こちらは最初に発売されていたナンバリングの若い色です。
こちらが2023年年末に発売された細糸です。
2024年1月発売の新色第2弾は未入手です。
太糸の人気シリーズ
太糸は、ホビーラホビーレさんの模様刺しの布で、大き目の柄などで映えそうです。
太糸は他にもいくつかシリーズがありますが、2024年現在の個人的おすすめをご紹介します。
和-なごみ- 全6色
ほのか 全4色
虹 全12色
ひといろ(同系色の段染め) 全6色
ぐりグら 刺し子はどこで買える? 2024年現在
楽天市場の「ぐりグら」ショップのみで販売されています。
実店舗、YahooショッピングやAmazonなどの他のサイトでは取り扱いがありません。
気になる送料、レターパック、いわゆるメール便(日本郵便)を利用すると全国一律370円(税込)。刺し子糸は6本までこのメール便で送れます。
それを超えると宅配便、3,980円(税込)以上は宅配便で送料無料になります。
お値段と、糸の長さやg数は?
ぐりグラさんの販売されている糸の、単価や糸の長さ、重さ(g)を表にまとめました。
価格 | 糸の長さ | 重さ(グラム数) | |
細糸の単色 | 430円 | 200m | 26g |
細糸の段染め | 480円 | 200m | 26g |
太糸の単色 | 396円 | 145m | 26g |
太糸の段染め | 451円 | 145m | 26g |
ときどき限定生産の短い糸が販売されることがあります。過去の販売情報もまとめてみました。
価格 | 糸の長さ | 重さ(グラム数) | |
細糸の単色(短いサイズ) 限定 | 360円 | 170m | 22g |
細糸の段染め(短いサイズ) 限定 | 400円 | 170m | 22g |
ぐりグらさんは、たまに短いサイズが売っていることもあり、通常より1商品あたりの単価が安くなっています。
左が通常サイズ、右が短いサイズです。大きさが分かるように文庫本も一緒に撮影してみました。
ちなみに染色作家さんの手染め糸の相場は、だいたい70-80mで400-500円くらいかなと思いますので、ぐりグらさんの糸はコスパが良いなぁって思います。
コスパが良いといえば、「小鳥屋」さん。おまけで小鳥屋さんとの比較も載せます。左が小鳥屋さんの18番のピンクです。かなり色味も似てますね。
文庫は最近読んだ本です。小鳥の缶はセリアで購入、うさぎは「Pomology」のクッキー缶です。(余談)
ぐりグらさん 刺し心地は?
細糸を使って刺し子をしていますが、毛羽立ったりというストレスもなく、スムーズに刺すことができました。
甘味色シリーズの、ラムネといちごゼリーを使いました。布はホビーラホビーレさんの「ゆらぎつなぎ」です。可愛い糸で刺してる間もテンション上がりました。
ラベルが変わった?
糸かせのラベル紙のデザインが2023年にリニューアル。とてもお洒落になりましたね。
左が旧デザイン、右が新デザインのラベル紙です。
糸の質が変わった?
2023年-2024年にかけて、楽天のWebサイトにこのようなお知らせが掲載されています。
という内容なのですが、わたしが刺し子歴があさいため、以前の糸がどうだったかいまひとつよくわかっていません。 旧ラベルと新ラベルの糸の比較写真です。 もしかしたらどっちも新しいややマット仕様のものかもしれませんが、質感やツヤなどの差異は感じられませんでした。
旧製品と変わった時期など個々に記載がないのでわからないですが、この細糸単色の追加色は、お知らせのややマットな仕上がりの糸と考えて良さそうです。
細糸の単色
11番以降が追加された新色です。クリアで明るい色合いですね。
1~10番は、最初から販売されている単色です。 くすみカラーのやさしい色合いで、色々組み合わせて使いたくなります。
どちらも好みでした。個人的には新しいマットの糸に不満はないですね。
糸の太さを他社製品も含めて比較
ぐりグらの細糸と太糸、横田(DARUMA)刺し子糸の太さを比較していました。
ダルマの刺し子糸。店舗でもインターネットでも買いやすいですし、コスパも結構良いとおもうのです。
色艶もよく刺しやすくて、わたし的には刺し子糸のスタンダード的な存在です。愛用されている人も多いとおもいます。
ダルマ糸は手に入りやすいので、この2メーカーさんの糸の太さを比較させていただきまた。比較に使用したのは下記の糸です。
ダルマの糸は、刺し子糸としては細い方だと思います。
逆にぐりグらさんは、刺し子糸としては太い方かと(昔は細糸を販売されてなかったので、よりそういうイメージがあります)
実際に比べてみました。
刺した時のイメージと近いように、適度に糸を引いて撮影します。
ぐりグらさんの太糸は、組み紐のようにいくつもの糸が撚り合わせっているようにみえますね。
ぐりグらさんの細糸の方が、ダルマ糸の合太よりちょっとだけ太いくらいかなというかんじです。
ぐりグら細糸 >= ダルマ合太
これくらいの目安で考えていただくとよいのではないでしょうか。
一番下のダルマの家庭糸の細口は、こうやって比べるとさすがに細いですね。
一目刺しの図案入りふきんと一緒の写真です。模様によりますが、ぐりグらさんは一目刺しをするなら細糸の購入をおすすめしたいです。
まとめ
ぐりグらさんは、2024年現在、刺し子の太糸と細糸を販売しています。色は段染めと単色があり、バリエーションが豊富です。
購入できるのは楽天市場の公式ショップのみで、3,980円以下では別途送料がかかります。
一目刺しには細糸をおすすめします。
ぐりグらさんのブランドサイト https://gurigura.net/
ぐりグらさんの公式インスタグラム https://www.instagram.com/gurigura_g/